一糸まとわぬ姿になり(もしかすると手術衣みたいなの着てたかも・・・。このへん記憶があいまいです・・・汗)、手術台に上がると緊張感MAX!!!!
指や胸あたりに色々機器をつけられる。
第一子のむにの時には朝の緊急帝王切開だったので看護師さんは二人しかいなくて静かだったけど、今回は5、6人はいて、それぞれの仕事もこなしつつ、話などもしているので結構賑やか。
そんな中、私はものすごい緊張と恐怖で心拍数高すぎ![]()
看護師さんの一人が、リラックスするように肩をさすってくれる。少しは落ち着くんだけど根本的には意味がないので依然高いまま......。
そのうちに、執刀する先生(副院長)登場。
麻酔のため、手術台の上で横に寝てエビ型にまるまらされる。
よく、この腰椎麻酔がものすごい痛いと聞くけど、私は痛くなかった。(1人目の時も痛くなかった。先生がうまいのかな?)麻酔の最中、ゴリッとどこかで強く押す感じはあったけど。
麻酔が済んで仰向けにされるやいなや、すぐに足がボワーッと温かくなってくる。そして徐々にしびれていくのが分かった。
導尿の管とかつけられるような感じがあったんだけど、それもあまりハッキリとした感覚じゃない(あ、なんかそのへんが押されてる感じがするー、ってぐらい)。
先生は何かの液(消毒液?)に浸した綿を私のお腹や胸のあたりに何カ所かつけて「これ冷たいですか?」と確認していた。すぐにお腹は冷たさを感じなくなっていた。
が、
すぐに吐き気がおそってきた![]()
もう我慢もできずに吐きまくり
胃には何もないから、多分胃液。
手術台は電動で角度とか変えられるみたいで、先生の指示でウインウイン動く。麻酔の液が必要以上に上に来ないようにしてたのかしら?......謎。
とにかく気持ち悪くて、もう頭の中は真っ白。
その時の私には、
「何よりこの吐き気をなんとかしてええ???!!早く終わってよ??」
としか考えられなかった。
吐き続けていたし、吐いてなくても常にえずく。
そのうちに手術が始まっていた![]()
(一人目の時には「始めます」っていう先生の声とかはっきりと分かったのに)
気持ち悪い苦しさにあえぐ中、看護婦さんの一人が
「もうすぐ赤ちゃんに会えるよ」
って教えてくれた。
術中はぐっぐっと押される感覚はあったけど、心配していた痛みは麻酔がよく効いていて全くなかった。
ある瞬間、お腹のあたりにあった重力感がふっとなくなったような、急に軽くなったような感じがあって、「あれ?」と思ったら、「出てきた出てきた」と先生。
私が感じたのは、私のお腹からぷにが取り出されて、私にかかっていたその分の重みがなくなった感触だったようだ。
しばらくして産声
が聞こえた。
ぷには元気に何度も何度も泣いていて、『ちゃんと呼吸できてるんだあ』と嬉しかった。
37週ちょうどで出してしまうため、肺の機能が完全じゃないかもしれないって聞いていたので、元気に泣き続けるぷににホッとした。
本当はすぐに姿を見たかったんだけど、私は吐き続けていたために左側を向かされていて、ぷにのいる方は自分のむかされている方とは反対側だったので見ることができないので、ちょっと悔しかった。
私はというと、気持ちの悪さは続いていたけれど、いったんなんとか吐き気が治まってたところに看護師さんの一人が、
「あのね、もう一度気持ち悪くなるかも......」
と告げてきた![]()
言われてすぐには何ともなかったんだけど、ほどなくやっぱり気持ち悪くなり、再びひどい吐き気が!(泣)
多分お腹の中身を戻してたんじゃないかな......(想像すると怖)
また胃液を吐く。もうなんとかしてくれって感じだった。
そんな時、目の前にぷにが連れてこられた。
やっぱり口唇口蓋裂はあった。
眼鏡のない私(視力は相当悪いです)でも分かるぐらいに。
せめて片側であって欲しいと願っていたけれど両側口唇口蓋裂だった。
でも、まんまるで、髪の毛が黒々としてて超かわいい!!!!
(第一子むには産まれたとき比較的スマートな顔をしてたので、ぷにが余計にまんまるに見えたのかも。笑)
『かわいいよぉぉ??!!!』
素直にそう思った。
もともと口唇口蓋裂があるって予測済みだったおかげで心の準備が出来ていてよかった。(後でダンナも同じこと言ってた)
看護師さんが、私の顔にぷにの顔をピトッてしてくれた。あったかかったあ![]()
その時看護師さんはぷにの出生体重を教えてくれたんだけど、その時の私はまだ気持ち悪さが続いてるのとぷにに会えた興奮で、右から左へ?状態だった![]()
ぷには少したつとまた産まれたばかりの赤ちゃんを監視するベッドみたいな場所に連れて行かれた(いる部屋は同じなんだけど)。
そして私は再び吐き気だけの世界へ(苦笑)
看護師さんの指示通り、一生懸命、鼻から息を吸って深呼吸......を繰り返す。
途中で、先生の指示で左肩に何かを注射した。後から考えると多分鉄分。出血がちょっと増えたせいだったとか。
そのうちに先生が
「気持ち悪いのもう終わったからね」
と言った。
しばらくは、『そう言われても、まだ気持ち悪いんですけどぉぉ???
』って感じだったんだけど、確かに少しずつ落ち着いてきた。
先生が鼻歌を歌っているのも妙に安心感を誘う(笑)
そのうちに全ては終わったらしい。
先生が私に
「おめでとうございます」
と改まって言ってくれたので、ヘトヘトだった私もハッとして
「ありがとうございます」
と息を切らしながらお礼を言った。
その後、看護師さんたちに体を拭いてもらって、パジャマを着せてもらった。
体を動かしたせいでまた吐いてしまったけど、そのまましばらく手術台の上で寝かせてもらっていたら落ち着いてきた。
しばらくは様子を見るために手術台の上...だったのだけれど、もうそこにいるうちからすでに足先の感覚は戻りつつある気がした。痛みはまだなかったけれど。
状態が落ち着いたと判断されると、ストレッチャーに載せられ部屋へと移動することになった。
手術室を出ると、廊下でダンナと母とむにが待っていた。
声を出そうとしたけどかすれてうまく出せなかったので、とりあえず手を振った。
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